やはり楽しい作業
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刻み作業もいよいよ大詰め。
応援も入って作業場は活気づいています。
その応援の大工さんの言葉。
「やっぱり刻みはいいよね。仕事に対して気持ちが入る。造作に入った時も、あぁあそこはこんなふうに仕込んでいたなと思い出すんだよ。プレカットじゃこうはいかない」
聞けば最近入っている工務店(材木屋?)の仕事もそのほとんどがプレカット。
職人は常に工期に追われ、それに間に合わせることが至上命題。
脇目も振らずそれに邁進する日々。
仕事というものただ単に時間をかければ良いというものではなく、決められた予算の中で、それに見合った作業をする、それは大前提。
その予算の中でどこに重点を置き、配分していくかの判断は経営者に課せられた使命です。
手刻みとプレカット。
その違いを明確に提言出来るだけの材料を持ち合わせてはいませんが、少なくともそれに携わっている職人の目は、前者の作業をしているとき、輝いているそれは事実です。
そんな職人が生きいきと働けるような環境をつくり、お施主さんも納得していただける仕事を目指し、今日も一日墨つけ作業です。
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