再び近況
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盆過ぎより入っている現場は、一人暮らしのおばあさんのお宅の壁の結露対策とバリアフリー化。
昭和30~40年代の公営住宅などではブロック積みの躯体構造のものが多々あります。
防火の見地から見れば有効なのでしょうが、当然のことながら断熱材など入っておらず、外部、特に北側に面した部屋の結露はだいぶ深刻です。
現代風に外断熱で処理するのがスッキリと仕上がるところなのですが、共同住宅となるとそういうわけにもいかず、思案の末、内壁に発泡系の断熱材を貼り付け、その上に下地、仕上げ材として杉の無垢板としました。
教科書どおりに考えると室内側からの水蒸気の流入を防ぐ必要があるはずなのですが、杉板のすぐ後ろに防水層をを設けるのには抵抗があったため、断熱材そのものにその効果を期待した施工としたわけですが・・・結果はこの冬に出ます・・・。
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