友来たりて
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同じ市内にベースを置きながら、なかなか会うことのできなかった友人2人が我が家を訪ねてきてくれ、久しぶりに語らう機会を得ることができました。
今を去ること27年前。
大学卒業後有機農業で生計を立てていく決意をしたその友人宅に、お手伝いを理由に夜な夜な集まり、自分たちの将来の夢について語り合ったものでした。
当時の自分といえば、人より長い学生生活になかなか見切りをつけられず、何を生業にしていったらいいのか思い悩んでいた時期。
アルバイトが切れ次の仕事口を探していた時、ひょんなことから彼に地元の工務店を紹介され、結局今に至る大工の道のキッカケをつくってくれた恩人でもあるのです。
もう1人は中学時代からの腐れ縁の友。
当時(今も?)八ヶ岳山麓に住んでいたもののなぜか頻繁に伊那に出没し、仕事後(パイプオルガン屋の弟子)やってきては朝に帰るような、若さの特権のような生活を平然と送っていたものでした。
その後、紆余曲折はあったものの、皆、当時語りあった夢(?)の独立自営の道を歩み、なんとか生計をたててこられたことは奇跡に近いのかもしれません。
あれから27年。
これから同じだけ時が経ったら・・・
想像することすらできませんが、多分あっという間に過ぎていってしまうのでしょうね。
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