郭公初鳴き
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山からカッコウの鳴き声が聞こえ始めました。
当地では例年連休明けくらいに初鳴きを確認していますので、ほぼ例年通りといったところでしょうか。
遠くの方からは同じ仲間のツツドリの「ボッボ―」という声も聞こえてきます。
いよいよ夏の渡り鳥たちの季節到来です。
ところで、カッコウに代表されるホトトギス科の鳥たちは托卵という変わった習性で繁殖をしています(詳しくはコチラ)。
要は他の鳥の巣の中へ卵を産みつけ、育ててもらうということなのですが、よくもそんな方法を思いついたものです。
素人考えでは、そんなにいつもうまくいくはずないのではと思いますが、なかなかどうして親鳥たちの習性をうまく利用して、他人の子になりすましてしまうそうです。
連中に産みつけられたら最後、あわれ自分の子供は蹴散らされ、他人の子を育てるはめになってしまうのですね。
しかし、よく考えてみると人間社会でも同じようなことはしているわけで、保育園や学校に子供を託すというのは、他人の子を蹴散らすことはないにせよ、ある意味ではそれに近い行為と言えるのかもしれません。
どなたですか、あなたはそうでなくともカッコウのようだと言っているのは。
あっ、うちのカミサンか。
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