ひと昔前の自転車が好き
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本格的ないわゆるスポーツタイプの自転車に出会ったのは、中学から高校生の時分だったでしょうか。
ショップの「吊るし」と呼ばれたレディメイドのフレームに、好きなパーツを付けかえながら、「ランドナー」から「ロード」までスタイルをかえて楽しんでいました。
中途半端といえばそれまでですが、お金もない学生の身分ではそれが精一杯、色々工夫する知恵も身に付き、機械いじりのノウハウはここで学んだような気がします。
仕事を始め、ツーリングなどから久しく遠ざかっていたため、自転車の利用は、もっぱら飲み会へ行くための交通手段と化していましたので、流行など気にもとめていなかったのですが、最近、消耗品を手配するにあたって、あまりの変わりように驚いてしまいました。
まず、いわゆる「ランドナー」と呼ばれていた車種は存在していないこと(オーダーメイドでは可能らしいが)。ダイヤモンド型と呼ばれたフレーム形状はほとんどないこと。フォークエンド幅、ヘッドパーツなど規格がかわってしまい、昔のものは、中古品などで探すしかないこと等々・・・。
まさに隔世の感があります。
スピードや乗りごこちを追及していった形が、現在なのでしょうが、どうしても私は食指をそそられないのです。
あのフレーム、ハンドルバー、ブレーキワイヤーの取り回し形状が許せない。美しくないのです。
懐古趣味といわれればそれまでですが、秒単位のスピードを競いあうレーサーではない私にとって、あんな戦闘的で派手なものは必要ないのです。
もう以前のように、パーツを磨きながら付けかえを楽しむなどという余裕はありませんが、必要最低限、近所を乗りまわせる程度に、復活させたいものです。
これまでのコメント
Unknown
昔は良かったなどと年寄りくさいことは言うまいと思っていましたが、知らぬ間に口にしてしまっている自分がいます。
マイナー志向なのは、何かにつけて天の邪鬼な私の性分なのかもしれません。
お金さえ出せば、手には入るらしいのですが、それでは面白くないですものね(大体我が家の財務大臣の許可がおりません)。
Unknown
同感です。ラジコン飛行機を飛ばしていますが、子供の頃から見慣れているゼロ戦などの大戦機が好きです。今はラジコンでもちゃんとしたジェットエンジンもあるので、最新型のジェット機もラジコンで飛ばせますが、それらは高価な事もありますが、どうも食指がそそられません。
最近思うのは、小学校の高学年に遊んでいた事は、一生の趣味になるという事です。
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