人間のエゴ?
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我が家の居候「ゴロ」
一時のケガも癒え、元気を取り戻していたのもつかの間、再び尻尾を噛みつかれ膿による熱が・・・
行きつけの獣医さんに治療をしてもらいながら相談したところ、
「弱いオスのノラはこうした目に遭い続け、場合によってはそれが致命傷になることもある。それを避けるには完全な室内ネコとして飼うしかない。」
そう通告されてしまいました。
今まで、自由に室内外を行き来し、好きなところで暮らしてきたネコにとって、室内という極めて限られた空間の中だけで生活することに果たして耐えることができるのだろうか?たとえそれによってケガや病気のリスクが減り長生きできたとして、それが本当に幸せなことなのだろうか?
ネコがそれに答えを出してくれる訳ではありませんし、飼う人間の側の価値観もそれぞれです。
我が家でも、獣医さんに勧められたケガが癒えるまでのゲージ飼いを試みてみました。しかし、あまりにもそれを嫌がる「ゴロ」の姿を見て、やはり半ノラとして自由な「ニャン生」をおくらせてやろうと家人と相談し、解放することにしました。
これが果たして正解なのかわかりませんし、それこそ人間のエゴだという非難を受けるかもしれません。
それでも、一晩中どこかに出かけていて、朝ごはんをおねだりに来た「ゴロ」をみると
何かに束縛されない自由な生き方が彼にとって幸せなんだろうな、と今は自分勝手に解釈しています。
願わくば不毛な争いなどせず、平和に暮らしていってほしいと思いますが、半野生で生きる動物にとってそれこそ無理な注文なのでしょうね。
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