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日曜日より旧知の大工の建前応援でさいたま市(旧与野市)まで来ています。

今回の現場は、土台を使わぬ、昔ながらの「足固め」仕様ですので、普通の建て方作業の様にクレーンを使ってホイホイとという訳にはいかず、一つ一つ帯で締めあげ、掛矢を鳴らし、冬だというのに汗だくになりながらの作業が続きます。

ここのところ、寒い工場での刻み作業が多かったので、とてもいい気分転換にはなっていますが、このペースでの作業の進み具合ではとても2~3日で屋根はまとまりそうもなく、果たして今週いっぱいで帰ることができるのだろうかと、少々不安にもなりつつあります。

気がつけば今年も、あと半月余り。
無事に良い年が迎えられるように、もうひと踏ん張りです。

これまでのコメント

  • 伊那の大工(管理人) より:

    いかに使いこなせるか
    伝統的な工法の場合、クレーン作業に入るまでの下準備にとても時間がかかってしまいます。
    ですので一日のうち、ほとんどクレーンが空いているなどということも、ままあることなのです。
    それでも柱から梁まで組み上げてしまったモノを一気に起こすなどという芸当は、やはりそれがあってこその作業。

    クレーンを一つのツールとしていかに使いこなせるか、これも現代の建て方作業の重要なポイントとなってくるのです。

  • 2馬力の釣り師 より:

    Unknown
    クレーンのバリーションにホイストがありますが、吊り上げるという意味だそうです。
    いかにも、ホイホイと上がりそうな語感です。

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埼玉へ 大工を生業として25年。趣味の長距離走、渓流魚との戯れなど日々の思いを綴ってみます。

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