旧態依然
カテゴリー:その他, 建築について思うことつれづれ タグ:
多くの方が正月休みの中、零細個人事業主は元旦からPC画面と、にらめっこしながら帳簿をまとめています。
独立開業したのが30年近く前。
当初の手書き手計算から、会計ソフトを導入とだいぶ作業効率は良くなってきましたが、今年度から試している「スマート取り込み」なるものは秀逸。
要は、銀行やカード会社との取引明細をネット上から取り込み、それを帳簿に反映できるというもの。
若干の修正は必要となるものの、もれなく(当たり前!)取引は転記されており、手書き手計算の時代から思えば隔世の感があります。
ここで問題になってくるのが、取引を取り込める期間のこと。
ネット系の銀行やカード会社は当然のことながら1年以上前のデータも取り込むことができるのですが、従来からある銀行、信用金庫などは、たった2か月分前のもの、までなのです。
それ以上旧いものは、すべて通帳から手作業で転記。
昨年までは、すべてそのようにしていたのですから仕方ないといえば仕方ないのですが、いちど便利さを知ってしまった身には、この作業はとても旧態依然に思えます。
なんでリアル店舗に出向くと振込手数料がしっかり取られるのか等、従来からの銀行にはその対応の遅さにだいぶ疑問を持っていましたが、今回の事象にも、あぁやっぱりなという感を強く持った次第。
顧客数も多く、なかなか素早い対応は難しいところなのでしょうが、私以上にデジタル慣れした世代が主客になっていくこれからですから、このままの体制では淘汰されていくのは必至といわざるを得ないでしょう。
かく云う私も化石になってしまわぬよう、こころしておかねばねば・・・。
コメントする