今回はこちらを採用
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この春から始まる新築工事現場は、お施主さんの実家(高知県!)の山から伐り出した材を、長野県岡谷市に建築するという、とても壮大(?)なもの。
これまでも材の運搬に始まり、分類、背挽き、桟積みと、お施主さん(設計者)を筆頭に、多くの方の協力があってここまで辿り着くことができました(特に設計者でもあるお施主さんの粘り強い思いがすべてかもしれません)。
いよいよこれからは我々大工の出番です。
今回構造材(土台、梁、桁、柱等)は半年以上、背挽きを入れ天然乾燥させたため、通常採用している継手(「追っ掛け大栓継ぎ」「しっぱさみ継ぎ」)を作ることができません。
そこで色々アレンジしてこちらのような継ぎ手を考案してみました。
試してみたところ、予想以上に引き付ける力もあり、まずは合格。
さあって明日から墨付けのスタートです!
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