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貨物車の究極ともいえる「軽トラ」のおはなし。
なにしろ車体サイズ、排気量が法的な制限から決められているなか、それこそ涙ぐましいまでの努力によって最大限の性能を引き出そうと各社で競い合っているカテゴリー。
現在、国内で生産しているのは3社のみ(スバルが撤退してしまったのがなんとも惜しい限り)。
そのいずれもがそれぞれの独自性を編み出し、我社のものが一番と作り上げている姿は、モノづくりを生業にしている者にとって共感すべき点が多々。
それにしても各社とも過積載(倍以上を想定)前提で設計していることに驚いたものの、それに耐えられなければユーザーにソッポを向かれてしまうというくだりには、このカテゴリーがいかに使い手重視で作られているかの証明ともいえ、大いに納得。
我が家の働き者も酷使によって傷は絶えぬものの、まだまだヒヨッコ頑張ってもらわねばと思いなおした良書。
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