まんまとワナに・・・
昨今の陸上長距離界、そのシューズはエリート(この呼び名は好きではありませんが・・・)一般ランナー問わず、米国N社の製品「ベイパーフライ」に席捲されてしまっているといっても過言ではないでしょう。
なにしろ世界主要大会の上位のほとんどの選手が其のシューズを履き、国内でも箱根駅伝出場選手の8割以上がそれ(?)という事実が、いかに浸透しているかを物語っています。
先日出場した長野マラソンでもスタート前、周りの選手を見渡してみると7~8割がN社製。一般ランナーの世界にも確実にその信仰は浸透していました。
私はというと、元来ギアには無頓着でしたので、国内M社製のシューズが足にフィットすることがわかって以来ここ数年は同じものを履き続けていました。
そしていまでも特に不満なく履いているわけですが・・・連休中皆がその休みを謳歌している中、家にこもって事務作業を悶々とした気持ちの中続けていたからかもしれません・・・いえそういうことにしておきましょう・・・仕事の合間につい訪れてしまったネットショップに普段より安くなっていた(ということは前からチェックしていたんじゃないか!)それを、ついポチッとしてしまったのです。
そして休み明けの昨日それが届きました。
実は、これエリートランナーが履いているモデルの廉価版。いわゆるエントリーモデルですので謳っている効果が果たしてあるのか、甚だ疑わしいところなのですが、なにかこう手に持っただけで(履いてナンボでしょう!)速く走れる気分になってしまっています(もしかしたらこうしたプラシーボ効果も多分にあるのかもしれません)。
耐久性は200km程度 (私の走行距離だと半月ももたない) とされていますので、もったいなくておいそれと使えぬ代物です。
されど早くその感触を確かめてみたい・・・。
どうやら私も1秒でも速くなるなら少しくらいの投資は構わないというランナー心理につけこんだ、N社のワナにまんまとハマってしまった一小市民のようです。
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