小旅行
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11/30~12/1と三重県伊賀上野・名張方面へ私用で出かけてきました。
目的を果たすだけのトンボ返りだったため、色々見たい衝動は我慢がまんの旅でしたが、それでも帰り道は旧伊勢北街道(初瀬街道とも呼ぶらしい現在は国道165号)を通ってみました。
この街道は畿内から伊勢に向かう最短ルートで、昔はずいぶん賑わっていたようです。
今でも街道筋には瓦屋根の立派な民家が残り、統一された街並みをつくりだしています。
また街道筋をはずれた山際の家々も皆イブシ瓦がのり、見事な「甍の波」を見ることができました。
多分、特別な行政指導などがあってそれに則ったものではなく、住む人達の家とはこういうもんだという自発的な意思によってつくりだされたものだろうと思います(なにしろ名張から青山峠まで皆そういう家々ばかりでしたので)。
街並みを維持するというのはやはりこういう形がいいですね。
だれしも人に強制はされたくないものです。
そういった文化が根付いているということは、うらやましい限りです。
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