納得はいかぬ
カテゴリー:日記 タグ:
例年通りの自動車税の納付の時期。
我が家で所持している乗用車、トラックともにそれ相応の年式ゆえ、例の「環境負荷の大きい自動車」に相当し増額課税対象になってしまいました。
確かに今どきの車に比べれば、燃費もけっして良くはなく、排出ガスもクリーンとは言い難い代物です。
それでもまだなんら不調なく走ってくれますし、こうして長年乗っていますと代え難い相棒としての愛着も湧いてくるものです。
今の税法は例えて言うなら、「そんな古漬けのようなパートナーと連れ添っていないで、今どきの若くてピチピチしたお姉ちゃんと付き合ってみなよ。世界が変わるぜ!」と誘っているようなもの。
そう言われるとついフラフラとそちらになびいてしまう気持ちもわからなくはありませんが(大いに賛同!?)、やはりそんな風に政府がスクラップ&ビルドを積極的に推奨するというのは果たして正しいのだろうかと大いに疑問が湧いてきます。
もし仮に私がこのロートル車達を手放したとしてもまだ十分に走るこれらは他で働くでしょうし、多分国内で行き場を失ったとしても、いわゆる新興国などに輸出されまだまだほぼ新車扱いで活躍できるでしょう。
環境負荷についても単に自分の目の前からそれが取り除かれただけで、地球規模でみればなんら変わりはないということになるわけです。
であるならば、尚更のこと作り出した者の責任としてそこで寿命を全うするまで面倒をみるのは当たり前の事のように思います。
新型車両の税制優遇についてはこの際百歩譲るとしても、高年式(この言い方はどうもしっくりこないのですが)車への重課税は、まさに高齢者イジメにほかならない、そう思えてならないのです。
コメントする