自然体で
かれこれ30年以上続けてきたランニング生活ですが、ここ数年故障が多くなり、満足に走れる時の方が少ないくらいになってきてしまいました。
特にレースを入れてしまうと、ランナーの性なんでしょうか、実力以上に無理をしてしまい、その後復帰まで数か月・・・これが近年の実態でした。
このままでは身体も走るモチベーションも壊れ崩れ去ってしまう、そもそも何にために走っているのか・・・
自問自答の末、とりあえず出した結論は、自分にとって究極の目標はタイムや人と競い合うことではなく、心身ともに気持ちよく健康体でいること。
それに素直に従おうと考え方を変えると、ノルマ(?)として課していた、年一回のフルマラソン、数回のハーフマラソン出場の呪縛から解放され、あれほど故障がちだった日常がウソのように思えるほど回復してきました(日々のジョギングは継続しています)。
我々市民ランナーに「引退」はないと自らを鼓舞していたつもりが、実は自分で勝手に壁を作りそれを越えられず悶々とした日々を過ごす・・・ここ数年の自分はそんな状態だったのかもしれません。
これからまだまだ肉体的にも精神的にも追い込まれることも多くなってくることでしょう。
そんな時にはまた再び、究極の目標である「死ぬまで元気で気持ちよく」を思い出し、ランニングに限らず無理せず自然体で暮らしていくことができれば幸せなんでしょうね。
これまでのコメント
まだまだ悟りを開けたわけではないので迷いはありますが、とりあえずここ数か月は大きな故障もせずに日々のランニングは続けられていますので、今はこれが最善かと。
レースへの出場も無理なく自然体で、ですかね。
自らをタイムという概念で追い込む事で 日常への自信へと繋げていたと察します。
そんな呪縛から解き放たれた時 自分は自然に生かされているんだと 一体になれる瞬間を感じる事ができるのかもしれません。
どっちが 正解かなんてありませんが 自分は完全に後者のタイプです。
それで 知力?体力も維持できれば儲けものと思います。
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