続 庚申塚 更新 訂正編
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先日ご報告した 庚申塚の件。
実は120年ごとの更新だったと報告したところ、いやそんなはずはないとのお声を多数いただきました。
いやしかし、中条区の庚申塚は違うんだよなと思いつつ、だけど「天正」の石塔だけは怪しいところが多過ぎるんだよなと腑に落ちぬ思いでいたところ・・・ハタと気付きました。
これは「天正」ではなく「大正」じゃないか!
そう私が「天正」と読んでいた文字は「大正」だったのです(言いわけをさせていただくなら、石塔に彫ってある文字の上にちょうど凹みがあり「大」が「天」と読めてしまったのです)。
昭和55年=1980年
大正9年=1920年
安政7年=1860年
やはり庚申塚は60年ごとに更新されていました。
皆様、間違った情報をお伝えしてしまい申し訳ございませんでした。
さて、そういうことになると次回の更新予定は15年後。
実はさほど先の話ともいえなくなりました。
次世代に申し送りすべきものなのか、我々世代で検討しておくべき課題なのか・・・
そんなの迷信のようなモノだから放っておけばいいのよ、と思う反面、こうした土着信仰のようなものによって地区の結束が図られてきたという側面もあり、むやみに切って捨てるのもどうかという意見もあり、話をまとめていくのは中々大変なことになりそうです。こちらが私が読み間違えた「大正9年」の石塔
光の加減で「大」が「天」に読めてしまった・・・言い訳です。
「天正」時代の彫文字がこんなにクリアに残っているはずがないということにまずは気付くべきでした。
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