アニマルセラピー
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こうやってゴロを飼い出すまでは、ペットを飼っている人のまるで我が子に接するような溺愛ぶりを、冷やかな目で見ていました。
特に「~ちゃあん」などと、それこそネコなで声で呼ぶ様など、いい大人が何事よと、軽蔑し嫌悪感さえおぼえていたようにも思います。
それが・・・
いざこうして飼いだしてみると・・・
毎朝毎晩顔を合わすたびに、「ゴロにゃーん」と声をかけ愛情の押し売りとばかりに抱きしめている自分がいるのです。
この変わり身の早さには我ながら呆れてしまうのですが、当初、そんな私の態度に冷やかな視線を送っていた家族でさえ、今では代わるがわる抱きしめ、夜には誰の布団で一緒に寝るのか奪い合いをしているくらいなのですから、同じようなものなのかもしれません(ゴロにとってはハタ迷惑?)。
夕食後、ゴロをあぐらの上に置き、その毛並みを撫でていると、その伝わってくる温もりと、気持ちよさげに喉を鳴らしている彼の姿から、こちらまで穏やかな心地になっていることに気付きました。
ネコ好きの方からみれば何を今更といわれるかもしれませんが、これがいわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれるものなのかもしれません。
果たして、ゴロ本人がどう思っているのかは本当のところはわかりませんが、こうしてリラックスした姿をみせてくれているところをみていますと、満更でもなさそうですので、しばらくはこうした役回りをしてもらおうと思っています。
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