これもハイブリッド
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これは、薪でお湯を沸かし、それを熱源に温水を取り出せるボイラーです。
初期型の頃は、沸かしたお湯をそのまま使っていたようですが、現在では熱交換器(単にお湯の中をパイプを通しただけ)を介して取り出すため、お湯きれなどの心配もなく、すこぶる具合がいいようです。
写真は昨年、手掛けたお隣の住宅の様子ですが、念のため、お湯を灯油ボイラーを通して宅内に供給しています。
こうすれば、もしボイラー内のお湯の温度が下がり、夜中に薪を足さねばならぬようになっても、灯油ボイラーが稼働してくれますので、冬の寒い夜、外に出る必要もなくなるわけです。
もっとも、一度薪をくべてしまえば一晩は40度以上保ってくれているそうなので、灯油ボイラーが動くのは追い炊きの時ぐらいのようですが・・・・
ハイブリッドなどというと何かとても複雑な動力や熱源を思い浮かべますが、要は二つ以上のそれを組み合わせていればいいのですから、
もうこれは、十分にハイブリットと呼べます。
こんなに山に近く、視点をかえれば燃料がゴロゴロしている環境に住んでいるわけですから、これを利用しない手はありません。
少しばかりそれを集めるのには、手がかかりますが、エネルギー源を電力・ガス・石油だけに依存していないというのは、精神衛生上も良いですし、何より経済的に助かります。
ちなみに我が家は、そこまでハイブリッド化しておらず、薪風呂、薪ストーブのほとんど薪に頼った生活です。
そうするとこんな家の周りになってしまい、これはこれで問題もあります(単に片付けができない性分なのですが・・・)。
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