建築工房 富澤

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なんとか復活

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前回の報告のとおり雪で押しつぶされてしまったビニールハウス。

まずは天井のビニールを外し積もった雪を運び出します。
パイプだけになった状態で、ジャッキをかって持ち上げてみるものの、一度ついてしまったクセはぬけず元に戻ってしまいます。

それならばとパイプのジョイントを外し(この手のハウスのパイプのアーチ部分は棟付近で2つに分割できる構造になっているのです)、曲がった部分を逆方向に曲げなおしてみたところ・・・折れてしまいました。
万事休す。
もう取り替えるしかないのか・・・
しかしそんな金はない。
このまま放置か・・・
いや、やはりこのハウスは必要だ・・・

しばしの思案の末、いっそ折れた部分にジョイントをつけてしまったらどうだろうかという事を思いつきます。幸いパーツも一つ\50と安価(ここが重要)です。
               

曲がってしまい変形した部分は除去し、すべて同じ長さになるようにグラインダーとパイプカッターを駆使し切り揃え、再度つなぎなおしてみたところ・・・
               

なんとか、以前の状態に戻すことができました。
心配される強度の方も、多分、前と同程度にはなっているのではないかと思います。

ビニールを再び張りなおせば、アラ不思議、新品かと見惑うばかりの輝かしさ。
昨日の朝の落ち込みは何だったんでしょう。

自ら掘った墓穴にハマりそれを埋め戻してVサイン!
能天気さにかけては人に負けぬ自信はあります。

さあもう雪など怖くない。いくらでも降っておくれ(その前に支柱を建てろよな)!
               

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なんとか復活 大工を生業として25年。趣味の長距離走、渓流魚との戯れなど日々の思いを綴ってみます。

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