営繕
カテゴリー:仕事 タグ:
三重にある全寮制の農業高校に通う長男もこの春無事卒業。
3年間お世話になった感謝の意味もこめ、少しばかりお手伝いをしてきました。
先生からの希望は、寮内にあるミーティングルームの床の張替え。
現状は荷運びに使うパレットの上に畳がおいてあるだけの簡易なものだったのですが、何しろヤンチャ盛りの男子高校生の寮。
そこいら中に穴はあき、もう崩壊寸前。
普通でしたら下地材から全て取り替えてしまって事は簡単なのですが、なにしろお世辞にもけっして裕福とは云えぬ学校。
そこにあるものをできる限り有効利用して、少しでも快適に過ごさせてやりたいという、先生のお考えを聞き、色々思案した末、今あるパレットの一部と、演台として使われていた廃材を組み合わせて、床を組み上げることにしました。
一日半の格闘の末、何とか形に。
そんな作業中、生徒達がお手伝いをしてくれながら、大工仕事への興味を示してくれたのは何よりの喜びでした。
こんな泥臭い仕事でも、完成した時の達成感は他と変わりはありません。
むしろより多くの若者に何らかの刺激を与えることができたとしたなら、それはそれで意義のあることなのかもしれません。
そう思うと、深夜出、深夜帰りの強行日程の疲れも吹き飛んでしまいました(今日は思いっきり寝坊しましたが・・・)。
コメントする