今日は、10年ほど前に携わらせていただいたお宅の建具の手直しへ。

戸車にゴミがつまって動きが悪くなり、レールも摩耗していました。
特に日常頻繁に使っている戸にその傾向は顕著で、もう少し耐久性のあるものはないだろうかと現在探索中です。

素材を選択する時には、それが現時点で考えられるベストのものをという基準で選んでいるつもりですが、こうしてある一定期間使って初めてその善し悪しがわかるというものも実際には多々あります。

このような手直しは、ほとんど無償でやらさせていただいているのですが（場合によっては部品代だけ頂戴します）、自分にとっては次のより良い仕事への貴重な経験と言い聞かせこなしています（涙）。