密かな楽しみ
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それは溜めればためるほど、いざ行ったときの快感は、より大きなものになり、どれくらい待てるかの我慢比べになります。
私はよくもって2週間くらいでしょうか。それを過ぎると禁断症状が出始め、もういてもたってもいられなくなります。
そして待ちに待った解禁日、古典的な道具と最近知った新ツールを手にあの穴を探るのです。
もうおわかりでしょうか。
そう、「耳ホジ」です(ご期待に沿えず申し訳ございません)。
特に子供のそれは、自らほじることをしないのと、新陳代謝が旺盛なせいか、成長も早く、「オーッ」と感嘆の声をあげてしまうこともしばしばです。
以前は古典的な竹製の「耳かき」のみで挑んでいたのですか、最近、ピンセットを利用するとより大きなものが、そのままの形でピックアップできることを知り、最近は、耳壁から「ブツ」を剥がす際には竹製を、そして取り出しにはピンセットとツールを使い分けながら発掘作業をしております。
ここだけの話ですが、我が家には決して人には言えない「耳あかコレクション」なるフイルムケースが存在し、歴代10傑のそれが大切に納められています。
チャンピオンは次男坊が一歳のころ耳鼻咽喉科で捕ってもらったもの。もう耳穴のかたちそのまま石膏の型どりのようにでてきました。
たまたま付添していた私が、先生に頼みこみお分け頂いた逸品です。
さすが新生児からやく一年溜めただけのことはあります。
もうこんなモノには出会えないでしょう。
変な趣味と思われかねませんが、極めようとするとなかなか奥が深く、いかに痛みを与えず目標物のみ引っ張り出すかは相応の技術を要します。
最近は近眼に加え老眼の兆候も出始めた私には厳しいものがありますが、より大きなものをゲットすべく日夜努力し続けています。
ところで耳鼻科ではじょうごのような形のものを耳の穴に入れ、ブツのみを引っ張り出していたように記憶しておりますが、果たしてあの道具はどんなものなのか、どなたかご存じないでしょうか。
衰えつつある技術をツールでカバーし、クオリティーを確保する。
うーん全てに通ずる話ではないですか!
少々品のないお話でしたので写真くらいは爽やかなものにしてみました。
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