ロッテ小宮山選手の引退に思う
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伊那谷にもキンモクセイが咲き始め、思わず深呼吸してしまいたくなる香りが漂っています。いよいよ秋本番でしょうか。
先日、プロ野球千葉ロッテの小宮山投手が引退表明をしました。
同世代の選手が、年々やめていき、とうとう心の支えにしていた彼も去ることになった訳です。
なぜ、そんなに思い入れがあるのか。
実は彼と私は同じ高校の出身なのです。
学年は私がひとつ上でしたが、なにしろ新設校で、生徒数も少なく、私は軟式テニス、彼は野球部と同じグラウンドで練習していましたので毎日のようにピッチングを見ていたのです(テニスコートの横にブルペンがありました)。
千葉といえば野球どころ。強豪校も多く、新設校でたいして運動に力も入れていない我が母校など甲子園など夢また夢。当然のことながら一回戦コールド負けの常連でした。
そんな中、彼が入学し文字通り孤軍奮闘。しかし、相変わらず打てず、1-0や2-0といったロースコアでの敗戦だったと記憶しております。
卒業後、早稲田大学を目指したようなのですが、弱小高校にスポーツ推薦枠などあるはずもなく、二浪の後、一般入試でなんとか受験を突破。ようやく念願の早大野球部員となった訳です。その後の、六大学、プロでの活躍はここで紹介するまでもないでしょうが、正確無比なコントロールで一目置かれていた投手であったことは間違いなさそうです。
そんな彼が引退する。
まったく比較にならないほどのレベルの、市民ランナーとして、走り続けている私ですが、タイムは40歳ころをピークに年々下がり続けています。
年齢を言いわけにしたくありませんので、練習の仕方、精神面のコントロール、色々試してみてはいますが、やはり現実は現実として受けとめざるをなさそうです。
小宮山選手も、体力の衰えを感じたことが、引退理由と述べていました。
アマチュアの私には引退はありません。苦しければ気楽に走ればいいのでしょうが、やはり出るからには、その時の力の最大限を引き出したい。できれば自己ベストを・・・・。
明日は久しぶりのレース。
私は私なりに、納得できる結果を目指してベストを尽くすだけです。
結果がついてくると、嬉しいのですが。
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