回復の兆し
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手術した傷口などの保護のため首にこんなものを取り付けられた、さながらエリマキトカゲ(最近話題にも上らなくなりましたが)の居候ですが、一時の衰弱した状態からみれば劇的な回復ぶりです。
食欲も旺盛ですし、排泄の方もばっちりです(これが大切!)。
いつ暴れ出すかも知れぬ悪魔を抱え込んでしまった体ですが、なんとかなだめすかし、折り合いをつけて暮らしていってもらいたいものです。
それにしても今回の事では、だいぶ考えさせられました。
猫エイズに感染してしまったことについては、元々がノラネコですから仕方のない事だったと諦めています。
しかし、それを発症させるに至った外傷、そしてその放置については、中途半端(半ノラ状態)に飼い続けようと安易に考えていた、私の責任なのでしょう。
家人の言うように、早めの去勢、室内飼いに徹しておけば
ここまで重篤な状態にならずに済んだ可能性もあります。
以前にも書きましたが、半ノラとして自由な生活を送らせてあげたいとしていた私の勝手な思い込みが、このように至らしめてしまったのだとも思います。
獣医さんの言うように、もしそれに徹するならば、これも運命と諦め、放置するという選択肢もあったのでしょうが、やはりそれはできませんでした。
昔のように庭先に飼いネコがゴロゴロたむろしているような飼い方を理想としていました(以前飼っていたネコはそうでした)が、それにはこうした冷酷とも思える決断もしなければならないということなのです。
結局、望んでいた形ではないにせよ、室内飼いになってしまったゴロ。
幸い家人も気にいってくれているようですし、子供達も可愛がってくれています。
この先、どれくらい一緒に時を過ごすことができるのか現時点ではわかりませんが、彼の生が続く限り見守っていきたいと思います(タマタマは取ってしまいましたのでオネイなのですが・・・)。
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