平均年齢
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先日、ラジオで現在の日本人の平均年齢(全人口の年齢の合計/全人口)は45歳だという話を聞きました。
調べてみると、1965年当時は約30歳、そして2020年には49歳、2030年には53歳になると予想されているようです。
たしかに、私が子供の頃(1970年代)感じていた20代と、現在の20代を見比べてみると、私の年齢が上がった分を差し引いてもなお未成熟化が進んでいるように感じます(私たち40代も同様)。
今までそれは単に経済的にある程度豊かになった若い世代が甘やかされて育ったためだと考えてきましたが、実は平均年齢が上がったため相対的にそう感じているだけなのではないだろうかとも思い直しています。
高校生になる我が子を含めた若者の幼稚化は憂いべきことなのでしょうが、それももしかしたら相対的に感じているだけにすぎないのだとしたら、もう少し余裕をもって彼らの行動をみることができるのかもしれません。
そして、すでに中年になってしまっていたと思っていたジャスト平均年齢世代としては、まだまだ平均年齢、ヒヨっ子よという忠告と勇気(?)を与えてくれた事実として、前向きにとらえています。
さて明日から神奈川県茅ケ崎に出かけ建て方のお手伝い。
しばらくは若者たちとの合宿生活になります。
両世代の力をあわせて、無事の棟上げといきたいものです。
これまでのコメント
Unknown
彼らと実際に共同生活をしてみると、けっして未成熟などということはなく、むしろこちらのほうが融通の利かぬ頑固者になりつつあることに気付かされます。
「今時の若いモノは~」などと口にするものこそ、反省すべき点が多いのかもしれません(自戒をこめて・・・)。
Unknown
鳥居さんがスポンサーの、例の聞き耳を立てる番組ですね。
未成熟化は、私は世の中が便利になったためだと思います。食べるものがあり、寒くて寝られない事もなくなり、重い荷物を持って歩かなくて良くなり、お金もあり、大人も子供も我慢をしなくなりました。このため、いつまてたっても、心が成長できないのではないのでしょうか。
これに拍車をかけてるのが、長寿だと思います。人生50年なら、45を過ぎると残りあと1割ですが、今はまだ折り返しなので、ゆとりがあり、人生の残り時間に対して甘えがあります。これも、心の成長を妨げていのではないでしょうか。
とは言え、我々の体は確実に20代の頃より衰えているので、平均年齢だからと言って決して安心できる話ではないと思いますよ。
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