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説明責任を果たすとは?

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消費税増税や原発再稼働をめぐって一国の責任者が「国民に丁寧に説明し理解していただく」と何度も口にされています。

この「理解」の意味。
果たして我々はどのように解釈すればよいのでしょうか?

今までその責任者から正式に説明を受けた記憶もないのですが、報道などで伝わってくるその内容について、賛成、反対それぞれ意見を持っていたとしても、その意思を表明できる場が我々にはないのです。

一方的に「説明」され「理解」したと解釈されてしまう。
これで説明責任を果たしたとされてもとても納得できるものではありません。

新聞などの世論調査によれば、消費税増税、原発再稼働そのどちらにしても、「反対」「どちらかといえば反対」の意見が半数を越えているとしています。
これが多くの国民の意見であるとするならば、半数以上は「理解」を示していないということになるのではないでしょうか。

政治をその生業とされている方々が、政局という保身ではなく、より国民目線に立った立場(責任者はよくこの言葉もおっしゃられますが・・・)で物事を考えるなら、総選挙を行い国民の審判を仰ぐというのが、本来とるべき道だろうと素人には思えてならないのですが・・・

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説明責任を果たすとは? 大工を生業として25年。趣味の長距離走、渓流魚との戯れなど日々の思いを綴ってみます。

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