人のふり見て・・・
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年末恒例の年賀状を印刷する時期になってきましたので、さてその試し刷りと写真をプリントしてみたのですが、どうも調子がかんばしくない。
症状からしてヘッドノズルのつまりなどが想定されましたので、プリンタードライバの指示通り各種クリーニングをしてみましたが改善の様子は見られません。
仕方なくメーカーのサービスセンターに問い合わせしてみたところ、驚くべき回答がありました。
私の様な症状の場合、ヘッドの交換が必要になってくるそうなのですが、この製品は販売終了から5年(!)が経過しているために部品の供給ができず修理は不可能とのこと。
つまり、そんな古い製品は廃棄して新しいモノに代えてくれよと言っているわけです。
確かに近年のデジタル製品の技術革新はすさまじく、メーカーにとっては5年以上前のモデルなどガラクタ同然なのでしょう。
古いものを大切に長く使うことなどを想定した製品作りなど死語なのかもしれません。
それにしてもたった5年とは・・・。
何十年という単位で耐久性を考え、その後もできるだけ容易なメインテナンスを考えながら仕事をしている我々の業界とはあまりにも違うモノづくりをしている世界があるのだとカルチャーショックを受けましたが、近年の使い捨てるしかないと思える建材を多用した住宅など、根底に流れる姿勢は同じようなものなのかもしれないと、あらためて考えさせられる出来事でした。
ところで、かのプリンターはもしかしたら復活するかもしれないとの思いもこめ今しばらく使うことにしました(ケチ!?)。
よって今年(来年?)の年賀状は御見苦しいものになる可能性ありと、前もって宣言いたします。
これまでのコメント
Unknown
たしかに普段はモノクロレーザーの使用が主ですからインクジェットのおもな出番は年賀状印刷なのです。
しかしそうした使い方をしているユーザーは少なくないと思います。
最低でも消耗品の供給くらいは続けるのがメーカーの責務ではないでしょうか。
現在は、オークションに出回っている新品ヘッドを購入するか、それとほぼ同じ値段で手に入る新機種にするのか正直迷っています・・・。
Unknown
プリンタ ヘッド 詰まり 直し方で検索すると、色々な経験談が出てきます。
しかし原因は長い間の放置のようで、これはつまりバッテリー上がりとかオイル不足で焼き付きとかの、ユーザー側の問題だと思います。
まあ、メーカーに部品がないというのも問題ですが・・・。
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