煙対策
カテゴリー:建築について思うことつれづれ タグ:ウッドボイラー 煤煙処理装置
我が家の給湯器は薪を燃料とした「ウッドボイラー」。
現場で出る廃材や木っ端まで燃料として利用できるためとても都合の良いもので重宝していました。
しかしこちらの排気は自然対流の煙突のみ。
燃やすモノあるいは燃やし方によっては多くの煙が発生し、風向きによってはご近所より苦情が出るまでになってしまっていました。
こちらの使用を諦め、太陽熱温水器などに変更するか否かだいぶ悩みましたが、
これからも燃料となる材は大量に発生しすること、太陽熱は冬場の利用は厳しいことなどのことより、煤煙処理装置の導入に踏み切ることにしました。
果たして結果は・・・
焚きだし時や燃料をくべた直後には若干の煙は見えますが、常時はほとんど確認できぬほどになります。
匂いは半減程度までと謳われているとおり、完全除去というわけにはいきませんが、だいぶ減っている印象はあります。
省エネという観点からみれば排気にエネルギー(電気・水道)を使うわけですから、けっして有効な手段とはいえません。
しかし人々の快適な暮らしは最優先事項。
そうであるならばこうした製品の導入も場合によっては必須なのでしょう。
山の中の一軒家ならともかく、少ないとはいえご近所もある中で暮らしている我が家。
エネルギーの有効利用にばかりに目がいって、肝心の近隣への配慮が欠落していたことには、ただただ恥じ入るばかりで反省しなければなりません。
もしそんなお悩みを抱えていらっしゃる方のためにも、その経験者として今後、こちらの製品の使用報告なども随時発信していくつもりです。
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