高気密をあなどると・・・
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先日お引渡した現場。
実は当初のプランにはなかった薪ストーブが途中から設計変更で設置されることになりました。
その対策として床補強などは十分に施していたのですが、給気は当初設計のままでしたので若干の不安が残っていました。
果たして・・・予想が当たってしまいました。
考えてみれば薪ストーブというのは、とても大きな燃焼装置です。
あれだけ太い排気筒(煙突)なのですから、それに見合った給気も必要なわけです。
そこで床下換気用に確保していた給気口からダイレクトに薪ストーブに持っていく通路を確保してみました。
結果は・・・こんな感じ。
100点満点というわけにはいきませんが、とりあえず給気側でできる対策としては及第点ギリギリといったところでしょうか。
あとは排気側の引きを強くするために、煙突の延伸などの対策をご提案をさせていただいている状況です。
それにしても高気密恐るべし。
けっしてあなどってはいけません。
場合によっては一酸化炭素中毒なども十分にあり得ます。
皆様も十分にご注意を。
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