先日　雑誌「ＫＵＲＡ」の休刊（発行元の自己破産手続きに伴う）を知らせる記事が新聞に掲載されていました。
今を去ること約20年前、まだこの雑誌の発行間もないころ、取材を受け記事にしていただいたことがありました。
こちらもまだ独立して間もないころ。
丁寧な記事にしていただいたこととても感謝しています。
ちなみにその取材をしてくださったライター兼カメラマンの方とは今も現場完成写真をお願いしている関係が続いています。

新聞記事によればインターネットなどとの競争激化によって需要が減少したことが要因とみられるとありましたが、コロナ禍によって、記事の多くを占めていた観光飲食産業の不振も拍車をかけたのかもしれません。
たしかに小回りのきかぬ紙媒体は変化の激しい時代にはそぐわないのかもしれません。
しかし、いまもこうして手元に残るリアルな「実体」は、紙媒体ならではのもの。
とかく使い捨てになりやすい情報が多い昨今、より心に残る伝え方の一つとして、まだまだ生き残っていく価値はあるはず、そう信じていますが、そんな思いをこうしてFB記事にしていること自体が自己矛盾なのでしょうか。