現場再訪
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場所は山梨県韮崎市。
山から樹を伐り出して、ほとんどの材木をまかなったという、今時めずらしい経験をさせていただいた思い出深い現場です(今回の雑誌取材の主目的はこちらでした)。
また、一年あまり、現場にテントを張って泊まりながら仕事をしたのも初めてでした。
食事は3食とも鍋でしたねえ。
よくも飽きずに食べ続けたものです。
風邪もひかなかったと記憶していますから、ストレスは溜まらなかったのでしょう(かみさんもまったく同じことを言っていました。「亭主元気で留守がいい!」)。
お施主さんにも、建物もさることながら、そのテント生活をだいぶ感心されたものです。今日もその話題でもちきりでした。
ひとつひとつの仕事がこうして形になり各地に残る。
それは、大工としての責任とやりがいが増えていく事とも言えます。
これまでのコメント
Unknown
建築現場は仮設用電気を引いているので、いくら使っても値段は一定。
その、利点(?)を最大限利用した、電化生活でした。
それにしても、その仮設電気をそのまた孫請けのように使用してオルガンを製作していたんですから、恐るべし居候人ですよ、君は。
近代的遊牧民
いやいや、あのテント住居は素晴らしかった。炬燵まであったし。
あれは十分定住レベルです。
近代化された遊牧民のテントのようでした。
そういえば、建築中のお宅でオルガンの修復作業をさせてもらったっけ。
Unknown
単にコストだけで考えると、合わないことの方が多いのですが、思い入れのある山の樹でできるということは、最高の贅沢ですよね。
それもこれもお施主さんあってのこと。
感謝の気持ちを仕事で表す、私にできるのはそれだけです(かっこ良すぎますね!)。
現実は、貧乏ヒマなし、趣味は、ただ走るだけなのです(子供やかみさんに相手にされなくなるわけだ)。
こんばんは。
とても素敵なお仕事をされているんですね!
あまり知識のない私ですが
山の樹でほとんどまかなった建物なんてとっても贅沢な気がします。
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