苦手な事
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ここのところ1週間事務所にカンヅメになって、図面と画面とのにらめっこが続いています。
これがなければ何も始まらず、これをしなければ食べていけぬ事は重々承知はしているのですが・・・ハッキリいって苦手です。
それは・・・そう仕事の見積りです。
一日中、体をたいして動かさずにいるため夕方にはお尻から首筋までパンパンに張ってしまい、妙な頭痛までしてくる始末。
そして、材料や手間代などが拾えれば拾ったで、果たしてこの金額、依頼してくださった方は納得してくれるだろうか、その一方で自分たちもこの金額で食べていけるだろうかとの自問自答。
何度も何度も手間代を入れ直し、その格闘は続きます。
よく見積りが済めば仕事の半分は終わったようなものと云われますが、けっして大袈裟な話ではなく、実際にその作業をしてみると、実感として納得できます。
図面から材料を拾っている時点で、もうすでに仕上がりの状態までシュミレーションしているわけなんですね。
ですからいわゆる「見積りソフト」(図面を入力すれば材料まで拾い出してくれるという???の代物)などというものとはトンと無縁で、下地材の一本から拾い出すことになるのです。
大凡のモノが拾い終わったこれからは、そのまとめと摺り合わせ作業に入ります。
世間からは春の足音が聞こえ始めたようですが、私の春はまだ遠い先のようです。
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