木に刻まれた歴史

  

木を製材して削ってみると丸太の状態ではわからなかった様々なものが出てくることがあります。

今日削った板材から出てきたのはコレ。

そう散弾銃の鉛玉です。

削る前から妙な変色が見られましたので、もしかしたら・・・と思ってはいましたが、不安は的中してしまいました。

せっかくの材ですがこれでは目に付くとこに使うわけにはいきません、下地材へと格下げです(泣)。

考えてみれば木にまったく責任はなく、彼らは自らの体に打ち込まれた散弾を抱え込み、表面上は何事もなかったかのように成長してきたわけです。

それをたまたま削り当ててしまったのがこの私。

ならば彼らの生命力に感謝して、大切に使う義務があります。

下地材とはいえども、屋根の一番目立つ破風板に使うことにしましょう。

多分これでこの家の寿命と同じだけ第二の樹生(?)をおくることができることでしょう。

そんなそれぞれに歴史を持つ素材を扱っていると思うと、あらためて大工という仕事に大きな責任を感じます。

 

 

 

 

 

 

 -ブログ, 仕事, 南流山の家

  関連記事

なかなか程々にとはいかないもので・・・

ここのところ、現場、プランニング、見積と仕事が重なってしまい、一日をいくつにも区 …

助走開始

  設計がまとまり、建築確認申請もおりるメドがほぼつきましたので、次の …

西箕輪高原マラソン

今年で第30回になる地元で開催されているマラソン大会。 走り始めた頃からの参加に …

侵入者

街場のしかも交通量の多い県道沿いの現在の現場。 しかし、毎晩のように何者かが侵入 …

西箕輪高原マラソン

  連休初日、地元公民館主催の「西箕輪高原マラソン」(6km)に出場し …

思うこと

  今回の台風そして立て続けの北海道での地震の被害に遭われた方にあらた …

極楽 ご・く・ら・く

この連休は伊那に戻って材料加工の日々。 暦にかまわず作業場に詰める毎日ですが、そ …

こころ踊らせて

土曜深夜(早朝)のSA。 行楽地や故郷に帰省するとおぼしき車が多く停まっています …

南信州ロードレース

飯田市で開催された「南信州ロードレース」に出場してきました。 朝の冷え込みはあっ …

迷いながらも

  現在施工中の伊那市F様邸。 天井断熱および天井板張りに取り掛かって …

PAGE TOP