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まったく何をやっているんだか・・・

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今回の外相辞任。
政治の世界には疎く、特別、支持政党など持たぬ私ですが、果たしてこんなんでいいのだろうかと首を傾げざるを得ない出来事でした。

報道などによれば、前外相が受けていた寄付金が政治資金規制法によって違法とされる外国人からのものがあり、それを見過ごしていた責任をとり、辞任したとのこと。

しかしながら、よくよく内容をきいてみれば、
1.外国人といっても在日朝鮮(韓国?)人の方であり、寄付者名簿には通称の日本名で記載されていた。
2.前外相とは、彼が中学2年生の時から家族ぐるみのお付き合いがあり、父親を自死によって亡くした不遇な環境の中でも、政治家を志した氏を支援したいという気持ちからの寄付金であった。
3.金額も年間5万円計25万円程度の額であった。
とのこと。

そもそも法で規制している、外国人からの寄付というのは東西冷戦時代、一方の国寄りに国政がなびかぬよう禁止しようとするもので、その意からすれば、今回のケースは的外れというべきであろうし、むしろ在日の方を差別するようなことになりはしないだろうかとさえ思えてきます。

新聞にはこの事実をスクープし糾弾した野党議員をヒーローのごとく扱っていましたが、私にはこんな重箱の隅のカス(!)のようなことで、他人を貶しめ、むしろ国政の停滞を招いた張本人としか思えませんでした。

こうしたことの背景には、現政権がすでに国民の支持を得られておらず、こうなったら一気に潰してしまえという、マスコミも巻き込んだ野党の政略が見え隠れしてきます。

果たしてどの政権がいいのか私にはわかりません。
しかし、少なくともこんな些細なことをあげつらって、むしろ混乱を招いている政党を、とても支持しようとは思いません。

また前外相については、決して悪い印象は抱いていなかっただけに、政権保持のために今回の様な責任の取り方をしたとするならば、それは全くの筋違いで、意図していなっかたにせよ、反対に民族差別を助長することになったのではないかとさえ思うのです。

政治など我が生活には関係ないと無関心でいましたが、こうして経済的に厳しい世の中になってきますと、やはり社会全体の仕組みを考え直していかねばならないのだろうと思うようになってきました。
信州の片田舎の現場で、ラジオの国会中継とニュースを聴いているだけの俄か論者ですが、政治を職業とされている方々の言動は注意深く見守って(見張って?)いく必要がありそうです。

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まったく何をやっているんだか・・・ 大工を生業として25年。趣味の長距離走、渓流魚との戯れなど日々の思いを綴ってみます。

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