こんなのも好きです
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自転車で遠出を始めた高校生の時分から、その調理器具として携帯用のストーブを所持していました。
当時(約30年前)は、まだLPガスのものは出始めたばかりで、寒冷時には暖めないと使えないなど問題も多く、主流はこうしたガソリンや灯油を燃料とするものでした。
着火させるまでにはプレヒートなど、ひと作業手間を食いますが、一人さびしいツーリングなどの時、これの奏でるゴーっという響きはなんとも頼もしいものでした。
また使い込むほどに、味の出てくる真鍮色は、古くなればなるほどより愛着の増す旅の相棒でもありました。
最近のものは燃料タンクと直結させるタイプが主流で、燃料の補充、重心の低さなど機能的にできているようです。
しかし、自転車同様、そのスタイルにどうしてもついていけません。
派手な原色のタンクからチューブで連結されたそれは、確かに軽く便利なのでしょうが、魅力を感じないのです。
昔ながらのいかにもストーブといったものにしか自転車同様食指をそそられないのです。
これを持ち出す遠出なども、最近とんと御無沙汰ですが、明日あたり久しぶりにお湯を沸かしてコーヒーブレークなどと洒落てみるとしますか。
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