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伊那谷では桜はまだつぼみのままですが、フクジュソウをはじめとして、ダンコウバイ、ウメ、レンギョウなどが花をつけはじめ、いつになく遅い春がようやく訪れ出しています。

被災地の方々のことを本当に思うのなら、我々はできる限り日常生活をし経済活動を活発にして、国全体の景気を良くして助けるのが望ましい・・・・
報道などでも識者がそう発言し、確かにその通りなのだろうと思いますが、なかなかその体制に持っていくことができないのも事実です。

実際、私たちの業界でも必要な基幹資材(合板、屋根材、パイプ等)の入荷の見通しはたたぬままで、工期について明確な返事すらできぬような状態が続いています。
いつまでこのままなのだろうという不安は常につきまといますが、このまま委縮していても始まらないので、できることから少しづつと動き始めています。

あれだけ寒い冬でもこうして春は確実にやってくる。
やはりそう信じて日々過ごしていくしかなさそうです。

これまでのコメント

  • 伊那の大工(管理人) より:

    Unknown
    伊那のyumikoさんはじめまして(なのかな?)。

    震災直後は、あちらへ出向いて仕事を手伝うべきかと考えましたが、それはかえって被災地の方と仕事を奪いあう形になりはしないだろうかと思いなおし、とりあえず中古道具の提供といった支援程度にとどめています。

    一方、公共工事に携わることの多い、仲間の土木業者などは、被災地以外の所では発注量が激減するのではないかと危惧しています。

    被災地の復旧、復興はまず第一で最優先としなければならないでしょうが、他地域に住む人も日常生活を送っていかねばなりません。
    その折り合いをどこいらでつけていくのか、そのさじ加減はとても難しい問題です。

  • 伊那のyumiko より:

    Unknown
    普段の生活に戻って、経済を活性化することが最良の道なのでしょうか?
    新たな生き方を国民全員が模索しないと、また行き着くところは同じ気がするのですが。
    震災で仕事を失った人はお気の毒ですが、震災で山ほどのやるべき仕事が出来たのも事実です。税金が被災者の皆さんに直接届くシステム作りは出来ないんでしょうか?今自分の頭で考える事の重要性を痛切に感じている私です。
    いつか私の部屋作りをお願いしたいと考えているyumikoです。

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春 大工を生業として25年。趣味の長距離走、渓流魚との戯れなど日々の思いを綴ってみます。

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