久しぶりの山ラン
今日は久しぶりに好天が予想されていましたので、我が家から真正面に見える将棊頭山権現尾根へ出かけてきました。
こちらの上り口は2か所あり、一つは伊那スキーリゾートリフト降り場から、そしてもう一つが西春近小出の林道を詰めていった終点から上るものになります。
今回は少しでも標高を稼ぐため後者を選びました。
林道は最近延伸され上部はとても走りやすくなっています(途中は大雨の影響もあってガレています)。
が、登山道の入口は目印もなく笹に覆われてしまっていてとてもわかりずらくなっています。
林道終点から500mほど戻った谷状の笹原の中がそれになりますが、地形図と現状を見比べながら探ってみてください(どこから取り付いても尾根を目指せば大丈夫?)。
取り付き点も含め、ルート全体に笹の繁茂が激しく場所によってはほとんど道は出ておりませんので、悪天候時にはルートファインディングに注意が必要になります。
このルートの魅力は静けさ。
近くにロープウエーで登れる山があるにもかかわらず、ここで聞こえてくるのは風の音、沢の音、そして動物の鳴き声(鳥、鹿、カモシカ)だけ。
結局、今回は誰ともすれ違いませんでした。
林道終点スタートが4:45。
将棊頭山到着が7:55。
ほぼ3時間の行程ですから、桂小場からの道程とさほどかわりません。
静かな山行をお望みの方にはうってつけのコースです。
ある程度多くの方が歩くことによって、踏み跡も維持されることになりますので、ぜひお出かけください。
ゴゼンタチバナマイズルソウ
ギンリョウソウ
ヒキガエル
今回3~4匹に出会いました。それにしても卵を産めるような湿地はさほど見当たらないのにどうやって暮らしているのでしょうか?
実は行動半径が想像以上に広いのではないかと推測しています。
帰路は頂上出発8:10。
車デポ地点到着10:40。
なんとか朝ランの範疇で無事帰還。
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