やはり・・・
知り合いの解体屋さんから、浴室をユニットバスに改修する現場の窓と入口のドア周りを取り替えて欲しいと頼まれていました。
工事内容としては2日程度でこなせる仕事。ただ浴室と聞いて、若干イヤな予感はしていたのですが、お世話になっている手前断るに断れず、そのままにしていました。
そんな話も忘れかけていた先週、「工事に入るで来週あたりお願い!」といきなりな連絡。
現在進めている工事の納期もあり、できるだけ手早に仕事をこなそうとイザ現場に乗り込んでみると・・・
あるはずの柱(隅の通し柱!)がありません。
土台もすでに土と化しています。
耐力壁の要となる筋交いは途中で腐って存在確認ができず、外部モルタルを支えているはずの下地板(ラス下地板)も当然のことながらありません。
なぜ瓦屋根葺き総2階造りのこの家が傾きもせず建っていられるのか、構造的な見地からはとても説明不可能のような状態。
よくもこんな状況で豪快に解体したものだと思いながら、まずはおそる恐るサポートの仮柱を建て倒壊の危険を回避。
元土台の土(!)を撤去し、隅柱は新たに3本の柱を「L字型」に配置して置き換え、耐力壁には合板を採用し設置。
ひとまずこれで倒壊の危機はまぬがれ一安心。
あとは外部用モルタル下地板などをとりつければ木工事は完了します。
やれやれどうにかなりました(本当の結果は大きな揺れに襲われるまでわかりませんが・・・)。
現在進めている現場から4日間留守にすることになり、その分工事が遅れてしまいました。
Fさん申し訳ございません。
これから全力で挽回します!
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