現在はすぐ近所のお宅の玄関の屋根を改修しています。

できる限り既存の柱などは残し、腐ってしまった部分のみを取り替えるということで始めてみましたが・・・
その見極めは難しく、結局、柱と桁以外はすべて新調することになりました。

当初使われていた左官塗り仕上げの白天井ではなく、無垢の杉板天井にしてみましたが、お施主さんも喜んでくださりホッとしているところです。

さてそのお施主さん。
過去に何度かこのブログでも紹介しましたが、我がムラ一の狩猟名人。
軒先にはこうしてクマの耳がぶら下がっています。
　　　　　　　　　　　　　　

そして庭先には当地では「スガレ」と呼ぶクロスズメバチの巣箱がいくつも。
　　　　　　　　　　　　　　

その餌は撃ってきたシカ肉です。
　　　　　　　　　　　　　　

朝は、「今日はお前さんの手伝いをするからな」と言っていたものの、じきに「スガレ」の巣が見つかったとの連絡が入り、そのまま夕方まで帰ってこなかった、根っから狩猟民族の血をひく御年75の「カク」さんでした。